【きつねゆっくり】きつね(仮)@yukkurisozaiはなぜ炎上したのか?【2万2千円を遡及請求】【疑惑だらけのクラファン】

@yukkurisozai810 / 更新: 2026/02/26 04:25

きつねゆっくりの作者が炎上した経緯のまとめ。「利用規約の遡及適用で2万円請求・未成年の個人情報収集・資金の使用用途が不透明なクラファン・弁護士使って脅迫・マクドナルドトレス事件への対応の矛盾」が主要な理由として挙げられる。詳細は810ちゃんねる 東方Project板のスレまで

【遡及請求する詐欺師】きつねゆっくり・きつね(仮)スレ★2【不透明クラファン】
https://810ch.yajuvideo.in/touhou/1771874837

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きつねゆっくり炎上まとめ

スレ元:きつねゆっくりスレ - 東方project - 810ちゃんねる 参考:ニコニコ大百科「ゆっくり霊夢素材使用禁止騒動」


【炎上の経緯】

「きつね(仮)」というハンドルネームの人物が、ゆっくり動画用の立ち絵素材(東方Projectキャラなど)を無料配布していたが、AI高画質化の使用を遡及的に「規約違反」と認定し、過去の利用者に対して2万2千円の支払いと個人情報の提出を要求したことが炎上のきっかけである。

炎上の発端となったのは、とらまる(@yu_toramaru)とコンサータ(@around_me_777)が「利用規約の遡及適用で違法では?」と取り上げたことであり、ニコニコ大百科とXを中心に大量の批判が集まった。


【後出し規約変更と遡及請求】

2018年当時の利用規約には「改変素材は自己責任で行ってください」と明記されており、色変え・トレース・パーツ流用なども許可されていた。2020年頃まではこの方針が継続していたが、2025年8月頃にAI高画質化を突然禁止し、さらに禁止以前に高画質化していたユーザーも対象として2万2千円を請求するに至った。

ニコニコ大百科に投稿された当事者(DAiKI)の証言によれば、規約改定前の過去に高画質化したユーザーに対しても2万円の請求が実際に行われており、これが遡及適用問題の核心となっている。

「規約変更前の行為には適用できないのでは(遡及適用の禁止)」という批判に対し、きつね側は弁護士の見解として「著作物の無断加工は規約に書かれていなくても著作権侵害なので、遡及処罰には該当しない」と反論した。しかしこの論理だと、2020年以前に規約で明示的に許可されていた改変行為まで遡って請求できることになり、矛盾が指摘されている。


【未成年への金銭・個人情報要求】

AI高画質化の違反者対応の過程で、きつねは違反者に対して氏名・住所・クリエーター名などの個人情報を含む契約書を取り交わし、2万2千円の支払いを求めていた。主な問題点は以下の通りだ。

個人情報収集の問題:きつねは契約書に自身の個人情報も記載した上で違反者と取り交わし、「他人に契約内容を漏らすな」と口止めをしていた。個人が大量の他者の氏名・住所・クリエーター名を収集・管理することの危険性がスレ内で指摘されている。

未成年への金銭要求:民法上、未成年者が保護者の同意なく結んだ契約は「未成年者取消権」によって一方的に取り消せるため、すでに支払ってしまった未成年者は返金を求められる可能性がある。きつね自身は「未成年の許諾済み者は全員感謝している」と述べているが、当事者として名乗り出て懸念を表明した人物(とらまる・DAiKI)の存在は無視されている。


【弁護士を使った威圧】

炎上後にきつねは「弁護士を雇った」と宣言し、批判者に対して法的措置・開示請求をちらつかせた。これによりXで批判していたアカウントの多くが投稿を削除し、炎上は一時的に収束した。

しかし弁護士の名前・所属事務所は一切公開されておらず、「本当に弁護士がいるのか」という疑問がスレでは根強い。弁護士に関するXの検索結果の魚拓を見ても弁護士名・事務所名は確認できないとされている。日本においてこうした「弁護士をちらつかせた開示請求」に踏み切った過去の事例(唐澤貴洋弁護士など)が逆に大炎上した前例が多々あることもスレ内で共有されており、脅しには動じないという雰囲気がある。


【2400万円のクラウドファンディング】

「AI高画質化の違反者対応で本業に支障が出た」「向こう20年の素材管理費が必要」として、Ci-en上で2400万円(後に3600万円までストレッチゴールを追加)のクラファンを開始。東方ProjectのZUNから許可を得たとしている。

主な問題点は以下の通りである。

版権許諾の不透明さ:配布素材にはボカロ・重音テト・CeVIO・結月ゆかり・艦これ・刀剣乱舞など多数の版権キャラのゆっくり素材が含まれているにもかかわらず、東方以外の版権元から許可を取ったかどうかの明言を避け続けている。スレ住民が各版権元に問い合わせを行ったが、きつね側は「版権元から『クラファンへの直接的な関与がない以上は現状対応しない』という回答を得た」とだけ述べ、具体的な企業名ややり取りの公開を拒否した。

金額の根拠の不透明さ:2400万円の内訳として「弁護士費用年間約80万円×20年」「規約作成費約40万円」などが挙げられているが、残りの大部分は不明のままだ。また20年分を一括で集める合理的な理由も説明されておらず、「ゆっくりコンテンツがオワコン化する前に一気に回収しようとしているのでは」という見方もある。

クラファン中のサイレント変更:クラファン開始後にひっそりと説明文を書き換えた(東方以外の版権キャラをリターン対象から除外する一文を後から追加した)ことが魚拓の比較で判明しており、Ci-enの運営にも通報されている。1月18日から2月9日の間に追記された一文は「本クラウドファンディングは上海アリス幻樂団様よりリターンとして扱うことを許可を頂いたキャラクター及びオリジナル系キャラクターコンテンツのみがリターン対象として含まれております」というものだ。

クラファン出資者の問題:クラファンのコメント欄には「お小遣いから支援したい」といった明らかに未成年と思われる書き込みも見られ、きつねもそれに感謝を示していたが、Ci-enの利用規約では未成年の登録には保護者の同意が必要とされており、これへの周知も行われていなかった。


【クラウドファンディングへの批判的質問への対応】

クラファン開始後、Ci-enのコメント欄や外部から「東方以外の版権元からも許可を取っているのか」「2400万円の内訳は何か」「弁護士費用の領収書を見せてほしい」といった正当な疑問・質問が相次いで寄せられたが、きつねはこれらのほぼ全てを黙殺・拒否した。

版権許諾への質問を黙殺:Ci-enのコメント欄では「たぬき」と名乗るユーザーが「他の版権元には許可は取られたのでしょうか?」と質問し、一週間経っても返答がなかったため「一週間経ちましたがお答えいただけないということでよろしいでしょうか?」と再度確認した。これに対し、きつねは2026年2月14日に回答を投稿したが、内容は「各版権元から『クラウドファンディングのページを拝見しましたが、弊社のキャラクターの名称やデザインなどは見当たりませんので、特に何もお願いすることや口を挟むことはございません』『クラウドファンディングにつきまして、ご提示いただいた情報の限りでは当社が関与するところではございません』といった形で寛大なご判断を頂いた」というものだった。つまり版権元各社は「クラファンページに自社キャラが(表向きは)見当たらないので現時点では何もしない」と答えたにすぎず、積極的な許可を得たわけではないことが明らかになった。

匿名問い合わせには一切回答しないと宣言:きつねはXにて「社名を出してやり取りを公開してOKとされる権利元様は通常ではないものですので、クラウドファンディングについて特に捨て垢・捨てアドレスによる匿名のお問い合わせへの返答はしておりません」と宣言した。さらに「どの権利元様とどのようなやり取りをしているかの公開は出来ない」とも述べ、許諾の有無を客観的に確認する手段を塞いだ。

2400万円の内訳・根拠は一切不透明のまま:スレ内で整理された問題点は以下の通りだ。

  • 弁護士名・所属事務所名:出さない
  • 弁護士費用の領収書:出さない
  • 版権キャラの許諾証拠:出さない
  • 2400万〜3600万円の金額設定の内訳・根拠:記載なし
  • 管理費の具体的な使途:記載なし
  • 20年という年数の根拠:記載なし
  • 逸失利益の試算・根拠:記載なし
  • クラファン達成後20年にわたる収支報告:しないとキッパリ宣言

クラファンは「All-in方式(目標未達成でも全額受け取れる方式)」で設定されており、きつね自身が「今後20年間の収支報告はしない」と公言していることから、支援者が資金の用途を確認する術がほぼ存在しない状態になっている。法律上、クラファンで集めた金銭の用途については説明義務が生じる可能性があり(クラファン資金がプロジェクト目的外に使われた場合は違法と判断され得るとする法的見解も存在する)、この点でも問題が指摘されている。

弁護士費用の領収書要求への対応:Ci-enのコメント欄で「まち針」というユーザーが弁護士事務所名が記載された領収書の公開を求めたところ、きつねは「以前の騒動で過激な発言・書き込み・行動を起こされていた方々に情報を与える危険性から、弁護士名や事務所名等の公開は控えるよう(弁護士に)助言された」と回答した。「弁護士を守るために弁護士名を出せない」という論理には多くのスレ住民が首を傾げた。

Ci-enへの通報と対応:多数のスレ住民がCi-enの問い合わせフォームに通報を送り、Ci-enからは返信があったとの報告もある。Ci-enにとっても無許諾著作物を含む高額クラファンを放置することは著作権侵害の共犯リスクや返金騒動時の損害賠償リスクを抱えることになるため、無関心を貫けない状況にある。


【マクドナルドトレス問題】

2026年2月18日、マクドナルド日本公式がゆっくり風のキャラクターを使ったCM動画を公開した。この立ち絵がきつね式ゆっくりと非常によく似ており、透過比較した画像では下にきつね式の素材が残っていることが確認されたとして、「ほぼトレス確定」という声が上がった。

きつねはこれに対し「所々の表情パーツがちょっと似てるだけ」と述べ、無関係であると表明した。個人が同様のことをした場合は2万円の遡及請求をしていたにもかかわらず、世界的大企業が相手になると黙認したとしてダブルスタンダードだと強く批判されている。一方できつね信者がマクドナルドを批判して逆に炎上するという混乱も生じている。


【東方Project公式(ZUN)の反応】

東方の版権を管理する東方よもやま委員会には、「規約変更前の高画質化への罰金請求は許されるのか」という内容で多数のユーザーが問い合わせを行った。これに対してZUNは配信内で言及しており、その内容は以下の通りだ。

  • 「問い合わせ内容はあまり見ていない」
  • 「改変を後から禁止したことが炎上していると把握している」
  • 「作者へのリスペクトが足りないと思う」
  • 「何かするつもりはない」
  • 「嫌だと思う部分があったら素材を使わなければいいと思う」
  • 「話が次の段階になったら話を聞いて対応する」

この発言が唯一確認できるZUNの公式的な言及であり、東方よもやま委員会・上海アリス幻樂団の公式XやサイトからはZUN名義の声明は一切出ていない。問い合わせへの返信が届いたという報告も現時点でXにもニコニコ大百科にも存在しない。

クラファンへのGOサイン:きつねはクラファンについて「東方Project公式とZUNの承認を得ている」と主張しており、きつねの弁護士声明には「権利元様」(=ZUN)による「AIなどを用いた高画質化につきましては、著作権法上の翻案に該当する可能性が高いと考えております。翻案権による変更の可否判断は著作権者が独占して持つものですから『高画質化について許諾制とする』考えは理にかなっていると思います」という一文が引用されている。この許可の実在についてはZUNのラジオ発言でかろうじて確認できるとされているが、文書や公式声明での裏付けはない。

批判の矛先:スレ内ではZUNに対しても批判が向けられている。本来、東方二次創作のクラウドファンディングは艦これ運営が「一般慣例的な同人活動と異なる行為であり許容された行為ではない」と明示しているように業界内では禁止が一般的とされているが、ZUNはきつねの2400万円クラファンを容認したとされており、「こんな前例を作ったら特定の二次創作者が東方公式の顔色を伺うだけで何千万も稼げるスキームが確立されてしまう」との懸念が示されている。また2015年にZUN自身が商業利用禁止素材を東方原作ゲームで使用して炎上した前例(「京染紙不正使用問題」)もスレ内で言及されており、ZUNの権利管理の甘さを指摘する声もある。


【きつね氏が過去に起こした利用規約違反によるオーダーメイド素材の返金騒動】

今回の炎上以前に、きつねには版権キャラのゆっくり素材の「有償制作(オーダーメイド)」をめぐる規約違反騒動の前歴がある。

経緯:きつねはかつて版権キャラのゆっくり素材を有償でオーダーメイド制作・受注していたが、これが東方Projectをはじめとした一次創作権利者の規約の「版権キャラを使って金儲けをすること」に違反するという指摘を受けた。これを受けてきつねは依頼者への返金を実施し、有償制作を無償に切り替えることで精算した。

依頼者への高圧的な態度:返金・無償化の対応自体は行ったものの、その後にきつねが問題視したのが一部の依頼者の反応だった。「タダになってラッキー」という受け止め方をした依頼者がいたことに対し、きつねは「多くの時間と身を削って制作した素材の返金に対してそのような反応をされることはどれだけ辛いことか」とネットに訴え、返金した二次創作キャラ素材の使用差し止めも検討する旨を示した(ニコトークの問題告知ページより)。また「返金についてはこちらの都合であって、『いりません』『正当な対価だと思っていますので拒否します』とおっしゃってくれる方が数人いらっしゃいました」とも述べており、返金を受ける正当な権利を持つ依頼者に対してそれとなくプレッシャーをかけるような言動が見られた。

今回の炎上との類似点:スレ内では「きつねは2015年の時点で、自分の確認ミスが原因で東方の規約違反をした際に、返金を受ける正当な権利を持つ依頼者の態度にネチネチ文句を言っていた。今回も根本的な人間性は変わっていない」と指摘されている。今回の高画質化をめぐる遡及請求騒動においても、本来は依頼者に非がない案件でのユーザーへの高圧的な対応という構図が繰り返されていると見る向きが多い。

しまむらいだー騒動との関連:2022年頃の「しまむらいだー」のゆっくり立ち絵素材改変騒動でも、きつねの利用規約解釈が争点になったことがある。しまむらいだーは「きつねゆっくり」の改変キャラを東方以外の版権外キャラの見た目に寄せて使用したが、きつねは「二次創作の素材が版権元の規約を超えることはできない」と主張した。しまむらいだーが弁護士ドットコムで相談したところ「元の作品の特定のキャラクターの表現を想起させるものでない限り問題ない」という見解が示されており、きつねの規約解釈の厳格さ・恣意性についての疑義はこの時点から存在していた。